ここて言うドッグフードとは、主にドライドッグフードのことを言います。
ドライドッグフードは、愛犬の食事として広く利用されており、たくさんの種類のものが市販されております。
ここでは、ドライドッグフードのメリットとデメリットについて説明をいたします。
目次
ドライドッグフードのメリット
1.長期保存が可能
- ドライフードは水分量が少ないため、カビや雑菌が繁殖しにくく、常温で長期間保存することができます。
- 密閉容器に入れれば数ヶ月間品質を保つことがでます。そのため、大量に購入し、使いたいときに必要な分だけ与えることができます。
2.種類が豊富
- ドライフードは、犬種や年齢、健康状態などに合わせて、さまざまな種類が販売されています。
- 愛犬に合ったフードを選ぶことで、栄養バランスを整えることができます。
3.コストパフォーマンスが高い
- ドライフードは、ウェットフードや半生フードに比べて重量あたりの栄養価が高いため、少量で必要な栄養素を摂取することができます。
- ドライフードは、他のものに比べて低価格な商品が多く、大型犬や複数の犬を飼育している場合は、コスト面で費用を抑えることができます。そのため、長期的に見るとコストパフォーマンスが高いと言えます。
4.歯の健康が維持できる
- ドライフードは、噛む必要があるため、歯垢や歯石の沈着を抑制し、歯の健康維持に役立ちます。
- 一部のドライドッグフードでは、歯の健康をサポートするための形状や成分が含まれており、咀嚼することで歯垢を除去し、歯周病を予防することができます。
- その他としては、噛むことで脳が刺激され、認知機能の向上にもつながると考えられています。
5.持ち運びが簡単
- ドライフードは軽量でかさばらないため、旅行や散歩など外出時にも持ち運びやすいというメリットがあります。
ドライドッグフードのデメリット
1.水分量の低さ
- ドライフードは水分量が少ないため、犬が適切な水分を摂取しているかどうかを確認する必要があります。
- ドライフードだけを与えている場合、水分不足による脱水症状や結石などの健康問題が発生することもあります。
- ドライフードの場合、十分な水分補給を行うことが重要です。水飲み場を清潔に保ち、いつでも水が飲めるようにしておきましょう。
2.長期保存による品質の劣化
- 長期で保存していたり、適切な保存が行われていない場合、ドライドッグフードが酸化し、品質が低下する可能性があります。密閉容器に保管し、湿気や虫から保護することが重要です。
3.嗜好性が低い
- ドライフードは、他のドッグフードに比べて味や香りがあまり魅力的でないと感じることがあります。これは、食事の摂取に関する問題を引き起こす可能性があります。
4.高齢犬や小型犬には食べづらい場合がある
- ドライフードは、高齢犬や小型犬など、噛む力が弱い犬には食べづらい場合があります。そのような場合は、フードをふやかしたり、小型犬用のフードを選ぶなど、工夫が必要です。
5.添加物や保存料が含まれている場合がある
- ドライフードの中には、添加物や保存料が含まれているものがあります。愛犬の健康のためにも、原材料をよく確認して、できるだけ添加物や保存料が少ないフードを選ぶようにしましょう。
ドライドッグフードには、保存性やコストパフォーマンス、歯の健康維持など多くのメリットがあります。一方で、水分補給や風味、高齢犬や小型犬への配慮など、いくつかのデメリットも存在します。愛犬の年齢や健康状態、ライフスタイルなどに合わせて、適切なフードを選ぶことが重要です。
人間の食品への考え方と同じく、健康志向や食の安全性、自然食品など、愛犬の食への関心も最近変化してきております。犬も人間と同じ動物です。安全で安心して与えられるペットフードを選びたいものです。